花のタノシミカタ

花屋だった母の影響もあってか、私も花がとても好きで、生きていても、乾いていても、いとおしさは変わらず
最近、ケーキに花を沢山飾るスタイルがちらほら主流になってきているのかな。このお花の楽しみ方ってどうなのかなぁ…って、ちょっと心が痛い
ケーキは箱から出したらすぐ食べるよね。お花は一瞬のうちに捨てられてしまうよね…
命いっぱいに咲いた花
食べるわけでも、愛でられるわけでもなく
半分枯れかかっていた鉢を、いつまでも捨てられず店頭に並べていた母。
それを「もう捨てなよー」って笑ってた父と私。
大人になるにつれて、母の気持ちが痛いほどわかる。今の私は、花だらけのケーキを見るとちょっと心がいたい
不便の中にあるシアワセ

先日、長野県の野沢温泉にいってきました
野沢温泉には、その地域にわき出る源泉が温度も質もそのまんま、湯船にたまっていく外湯が7つあります
とてつもなく熱くて気軽に入れるお風呂なんてほとんどないけれど、一緒に居合わせた方とケロリン片手に笑いながら一生懸命に湯もみして、やっと入れる頃にはさらに仲間が増えていて
ジーンと染み渡る大地から染み出た本物のお湯につかれたとき、みんなと無言で幸せだなぁって感じ合う
豪華な食事がでなくったって、心地よいサービスが受けられなくったって、ホンモノの真の本質を大事に守ってくれている。それに触れられただけで、もう幸せです
そんな正真正銘のお湯に出会いたくて、秘湯ばかり巡るのが趣味なのだけれど、秘湯は、たいていは不便で古い。けれど、いつもココロがとても幸せだ!っていっている
ほんとの幸せって、欲が全部叶うことではないのかもしれないな