アサゴハン。
ある営業日のわたしの朝ごはん(笑)
最近見つけたお気に入りのお店で買ったケーキと、
仕込みで余ったヨーグルトクリーム。
仕込みをしていた私に、夫が「準備できたよー」と声を掛けて、見てみたらコレ、、、
ロールケーキは逆さま
フォークでなくて小さじスプーン
一瞬、目を疑いましたが
このことについて話す時間もなく
ロールケーキが美味しくて
不満も怒りも消えました(笑)
こんなオヤツを作りたいものです
スザカ。
8月も残りあと数日になったところで、
んー
悩むくらいなら行こう!!
と
運良くお部屋が空いてたので急遽向かいました
長野県須坂。
何の予定もなく、どこに行くかも決めず
宿だけ決めて勢いに任せて1人で向かったけど
どういうわけか、ここで出会う人たちとは
いつもこの先も温かく続きそうな
ご縁が繋がります
知らない人同士、
宿のラウンジに集まってワインを飲んだり
焼き鳥を焼いてみたり‥笑
場所を移動して
深夜までバーで語ったり(20年ぶりのバー!)
毎年夏は、この宿での滞在時間が
秋〜冬にかけての後半営業のやる気の源に繋がります
少し強行突破的なスケジュールになってしまったけど、
行ってよかった。
自分がご機嫌になる時間の作り方は
自分が1番よく知っているな
そして、いつもここに来ると思うのです。
人生ってほんとに山あり谷あり。
良いことも悪いことも刺激的だけど
自分の考え方、動き方次第で生きる道を変えていける
大人って楽しい‥って。笑
ネッコ。
群馬の実家に帰省しつつ、
茨城(笠間)、栃木(益子)、東京、長野‥と
行き当たりばったりの器屋巡りや飲食店に入ったり、何もない秘湯で何もしない時間を過ごしたり
なるべく事前情報を入れないように、その時に出会ったタイミングで、自分がいいなぁと思った通りに、感性のまま巡ってきました
帰ってきて器たちを広げてみると…
結局のところは、好きなものの根っこが同じような気がするな
普通の料理を盛り付けただけで素敵になりそうな
料理が器に負けないような気張らない器たちが私の好み。
カフェの世界も、器の世界も似ているけれど
あまりに情報に流されて
有名な作家さんやお店の名前の先入観で
『良い』と感情が動くのは、
私はちょっと違う気がしていて
もっと自分だけの感性を研ぎ澄まして
頭が透明な状態からの『良い』を見つけられる自分でありたいなぁなんて、よく思うのです
自分の心が素直に動く感情の“根っこ”を
ずっと忘れずにいたいなぁと
それにしても金沢に戻ってきたら
とても暑い〜…笑
ゲンテン。
山に入るのは、憧れだと思っていたけれど
憧れ どころか、
私の原点だった。
どんなに厳しい道のりでも、常に自分と向き合って
自分自身の選択で前に進んでいく。
そして、その先に出会った景色と喜びと達成感は、私の経験値として積み重なって、ひとまわり大きな自信や強さに変わっていく
そんな、何とも言えない感覚を
しみじみと、そして感慨深く味わってきたのでした
山は、この先何年もずっと続けていきたいなと思う
私が原点に還れる唯一の趣味。
この夏、もう一度どこか行きたいな…
シレンとアコガレ。
今年初、
数年ぶりのテント泊装備で
北アルプスへ行ってきます
予定では5日間、山を渡り歩く予定です
自然と向き合って、自分と向き合って
試練を乗り越えて
もっと強くなりたいな
そして、優しさも鍛えてきたい
不便で不自由で、そして過酷‥
その先にある幸せと達成感を
自分の体で味わってきたいです
今回はどんな旅になるかな。
では、
行ってきます♪
ジブリ。
「君たちはどう生きるか」
久しぶりに、夜な夜な1人で映画を観にでかけました
ジブリ映画は、回数を重ねるごとにテーマが深くなってる気がするなぁ。
平和、戦争、家族愛
色んなテーマで夢と現実を往来する
ファンタジーも混入した複雑な映画
普段は、白黒はっきりタイプの私も
ジブリ映画を観る時だけは
グレーゾーンおっけ!の気持ちでスクリーンに向かいます
今回の映画も
観る人によって千差万別な捉え方がある何ともスッキリしない映画でした
でも、そのスッキリしない感じが
今の私にはとても心地よくて
人と人同士の関係には間違いも正解もなくて
友達も家族も色んなカタチがあっていいんだなぁと
そんな結論が私の中にフワ〜と残りました
情報過多の今の時代。
調べれば、すぐ正解や答えが見つかる今の時代。
自分がこれでいい!と思ったことを
信じて生きてみたいものです
写真は、岐阜の古川というところで
明治時代と同じ作り方を受け継いでいる「三嶋和ろうそく店」で購入してきたろうそく。
柔らかくゆらゆら動く炎がとても素敵で
あまりにロマンチックだったので
ワインを開けたら、やけに酔いが回りました笑
ラーメン。
両親の影響からか、
私はラーメンがとてもとても大好きで
特に個人店の、1からスープを作ってるラーメンが本当に好き。
この1杯のスープに、どれだけの食材と時間と手間暇が掛かってるんだろう‥なんて
ひとくち、ひとくち、
舌で味わいながらイメージを膨らませて
頂くのがとても好き。
いつも同じところばかりしか行かないのだけれど、
この味わいが身体に染み渡り、
身体が覚えてて
また無性に食べたくなるラーメン。
今日もいつもと変わらずとても美味しかったな
ラーメンは、私の活力の源!笑
大げさだけど、本当にそう。
夏バテ予防ということで
追加でチャーハンも!
ナカナカ。
暑中お見舞申し上げます
とても暑くなってきました‥
営業中、冷たい飲み物も全部お湯を沸かして、淹れてから急冷して出してるのもあって、キッチンの温度計はずっと30℃超え。
見て見ないふりをしたり、
のりこさんと「見て‥30℃〜!」と笑って誤魔化したり。
7月は特にたくさんのお客さんが来てくださるので、暑いのと多忙で、冷静を装いつつ内心はヒィヒィ言ってます (ヒィヒィが見え見えだったりして!笑)
こうなってくると、
毎年決まって起こるのが
“おやつ足りないよ” 問題‥
凪のキッチンが小さくて
凪の冷蔵庫も小さくて
私の手も2つしかなくて
こればかりはどうしようもありません‥
冷蔵庫に関しては
昨年に迷いに迷って食洗機を出して、
その分冷蔵庫を買いました。
食洗機がない分、夜の仕込みの片付けはみんな手仕事になりました
自分の負担が増えても
少しでもおやつが作れて
一人でも多くの方が喜んで下さった方が、
私自身が嬉しい。
でも今年も、やっぱり
おやつの数は間に合わなくて
また来るからいいよと言って下さる方もいれば、
こんなに待ったのに‥と少しお怒りになられる方もいて、
もっともだよなぁ‥こんなに待ってて下さったのに、希望に応えられなかったな‥
と、どうにもできないもどかしさを感じています
もう、こういうときは
自分との闘い。
気持ちを乱さず、なるべく平常に保って、
精一杯、今できることをして、
手を抜かずに。
大量生産ではなくて1つ1つ良いものを作れるように。ただそれだけを考えて地道に前に進む努力をします
たくさんの常連さんの愛に支えられて
それを裏切ることのないように
愛で恩返しできるように
自分自身との闘いの毎日。
1人で作ってるのだから、売り切れても仕方ないの。流されないぞー!と
いう気持ちと
あぁ‥申し訳ない、ごめんなさい‥どうしょう
と落ち込む気持ちと
今日も葛藤しながら
いつも解決しない問題と
なかなか前に進めないわたし。
人間だもの
色んな感情がぶつかり合うのが当たり前
なかなか上手くいかなくても当たり前
頭と体を冷やしに、
5日間営業後にのりこさんと食べた、
おやまやのかき氷が格別に沁みました
なかなかねぇ‥。
最近よく使う言葉です
解決しないけど、良い言葉です‥笑
カット。
この時期になると、植物たちがどんどん成長してくれるので、
凪の庭は荒れ放題、、、
先日、ボサボサのワイヤープランツをカットしました
その名の通り
『丸刈り』!!
カットしたばかりの植物たちが
何だかとても気持ちよさそうに見えてしまって、
ついでにコッチも丸刈りー!
スーモになっちゃった笑
時々お客さまから、ケーキのカットを褒めて頂くことがあるのですが、
こっちのカットも見て〜♪なんて
独りよがりの喜びを噛み締めたのでした
もしお越し下さる事がありましたら
是非、凪のスーモ見て下さい笑
ゲンテン。
ずっと楽しみにしていた
「クラフトフェアまつもと」に凪メンバーみんなで行ってきました。
こちらのクラフトは、知名度の高い作家さんを集めるのではなくて、選考する方々が選んだ作家さんだけが出展する
しかも、
出展者さんは当日に自由に場所を確保するので、エリアマップでのブース番号の公表もなし
という、
かなり異例のクラフトスタイル。
それもあってか、
私が今まで行ったクラフトとは全く違って、
開場と同時にゆっくり入ってこられる方がとても多かった。
一定の作家さんを目掛けてダッシュ!なんて光景もなかったし
私達が歩いたメイン会場の公園では、一定のテントだけが大行列なんて光景もなかった。
(あ、ドーナツ屋さんだけ大行列だったな笑)
ここの会場に来られてる方々みんなが、
公園の雰囲気を散歩しながら楽しみ、
順番にテントを見ながらゆっくり歩き、
その時、目に留まったところで直感で購入する
という、
何だか私達までほっこりしてしまうような
温かくて穏やかなクラフトでした
園内を周りつつ、のりこさんと
「作家さんを知らなくても、クラフトの雰囲気を楽しみながら、その時心が動いて出会ったものを手に取るって、クラフトの原点だし最高のスタイルだよね」としみじみ感じていました
作家さんが有名でも人気でも、それは私たちが器を選ぶ基準にはならなくて
選ぶものは自分の目と心で決めたい。
モノを手に取ったとき、頭ではなくて、心の柔らかいところが動いたものと出会うこと
そんな出会いが器も大切なんじゃないかと思う近年の私達。
凪も然りで
頭よりも心に求められる店になれるように、
来てくださった方々の心の柔らかい部分が少しでも動いてくれたなら。
そんな店になりたいなと
原点に返ったのでした。
今回の松本での素敵な出会いは
今週から凪で少しお披露目していきます
使ってみてくださった方の心が
優しく動いてくれたなら
本望デス
原点に返るって大事だな