ウチアゲ。
先日の、鈴木美汐さん展示会の打ち上げ!
と称して、我が家の庭でスタッフののりこさんとお昼を食べました
炭火を焚いて
今年初めて、美味しさの虜になった原木なめこのお味噌汁をつくり、
鮭やおにぎりを炭火で焼いて、
おかずやお漬物をそれぞれ持ち寄って
好きな器を選んで楽しむ‥。
お互いに、こういう時間が好きでよかった
こういう会なので器の話もたくさんしました
私がいいなと思っているのは、
作家さんの気持ちがカタチになっている器。
それは、使いやすさだったり、丁寧さだったり、感性だったり。
簡単に沢山できてしまう器よりも、作家さんの人間味が表現されている器が好き
凪で器を選んでくださるお客さんが
“ここに置いてある器は温もりがある”と
よく言ってくださるのだけれど
一緒に仕事をさせてもらっている作家さんは
みんな優しくて温もりがあって、
優しいのに
一人一人とお話すると、
なかなか手強いぶれない芯を持っていて
心を込めて作れる分しか作らない
というスタンス!
行き当たりばったりでなくて
頼まれたら全部受けるでもなくて
うまく進まない目の前の仕事と
真面目に真摯に向き合っている
そんな作家さん達のお仕事は
私がおやつをつくる時にも共感できるものが沢山あって、
とても刺激的
“モノ”は、誰でも簡単に作れてしまう
だけど
簡単に作れてしまうモノには、
心が宿らないように思うのです。
器にしても、
家にしても、
おやつにしても、
飲み物にしても。
自分の心が“いい”と思ったことを
自分の手で表現するチカラ、ドリョク
目に見えないもののカタチを
私は大切にしたいな
そして、いいと思ったものは
きちんと自分の言葉で表現をして伝え続ける
それも誰かが続けていかないと
自然に消えていってしまう
大切なこと
ここ数年、
器屋さんの
すぐ消えて残ることのないSNSの情報媒体の乱用に
ついていけない私デス。
これも時代なのかな‥笑