クリ。
今年も秋がやってきました
凪を始めてから私にとっての秋は、
ただただひたすらに、手仕事と向き合う季節となりました。
なんてったって、栗仕事ですね
3年経って鬼皮むきもだいぶ慣れてきたけれど、
毎年手のひらに出来た豆を見ては、
栗仕事してることに、自分でも愛おしく感じてしまうほど。(変態か)
しつこいくらいに伝えてしまってるかもしれないけれど、
やっぱり、
素早く便利にできるものよりも
時間を掛けて手で作った物の愛おしさ
といったら、私にとってこれに勝るものはありません
そして、更に最近おもうことは
それをあまり伝え過ぎないことも大事な気がします
自分自身の拘りを、
細かく発信して伝えるのではなくて
手に取ってみたり
使ってみたり
味わってみたりして
誰かの心が “いい” と感じてくれること。
それで十分なのじゃないかな。
私自身も、
たくさんの情報を発信してる人よりも
情報を秘めてる人の方がミステリアスで
好きなのです。
あとは、そこに自分の心を研ぎ澄まして
感じに行くだけ。
栗仕事を黙々とこなしつつ、
1人そんなことを思う秋の夜。
毎年
栗が教えてくれること
栗に応えること。
手の皮が分厚くなって
関節も腕もムキムキになっても
愛おしいです。栗と向き合うこの時間が。