ヤクワリ。
今年最後の展示会、
加藤祥孝さんのうつわ展が近づいてきました
凪でうつわ展をやる理由
それは、うつわを売りたいからではなくて
近年、うつわ屋さんが色んなところに増え、あの手この手でうつわを販売していますが、私にはなぜかうつわの魅力があまり伝わらないのです…
気のせいかな。
うつわを
“売る”ということに努力が過剰にシフトしていて
“伝える”ということが置き去りになっているような、なっていないような…。
作家さんが形や釉薬や火加減を研究しながら調整して作る器には、どの子にも作家さんの魂が宿っているように私には見えます
少なくとも私が店や自宅で使っている器にはそう見えるのです
そんなうつわ達の魅力を
自分の言葉で誰かに届くように伝えること
その役割がしたくて、凪でうつわの展示会をしています
誰かに手にとってもらえて、その器が誰かの元で活躍してくれて喜んでもらえたらとても嬉しい。
それには
売るためではなくて
伝える努力をしたいのです
でも
伝えるのって本当に難しい。
想いを全て伝えると大袈裟に聞こえてしまうし
少なくても愛がないように感じてしまう
目先の利益だけにとらわれず、
これからの長い未来のために
伝えていきたいこと
ほんとは山ほどあります
こんなちっぽけな店の独りよがりの目標では
全然追いつかない笑
けど、こっちもコツコツやっていこうと思います