パワー。
今回の突然の休み、
始まったばかりの頃は、先の見えない不安からか、とにかく気持ちが落ち込んでしまって、夜も眠れず心臓がドキドキしていました
毎日毎日生きていれば
思い通りにならないことなんて沢山あるのに、
自分のことになると、何でこんなに人は大袈裟になるんだろうー。
半分の頭では分かってるのに
半分の頭が言うことを聞いてくれない
どうしょもないストレス…
休みに入って2週間くらい経った頃、
行こうかどうか迷ってた東北へ突然思い立って出発しました
秋田の乳頭温泉、鶴の湯、男鹿半島、入道崎、蔵王…
見覚えのある景色を1つ1つ記憶と重ねては
胸がジンジン痛くて仕方ないくらいに
突き動かされる感情。
美しくて
たくましくて
変わらない
自然の景色
鶴の湯温泉は、年々人気になり予約が取りずらくなってしまったけれど、それでも、湯治場ならではの素朴な食事も、お宿の老朽化も、温泉のお湯の質も、何もかも変わってなくて全てが温かかった。
システムも相変わらずすごく不便で
チェックインするまでに凄く待ったけれど、それもまた楽しみに待つ時間が私にはとても嬉しくて…
どんよりしてた皮が1枚、2枚、剥がされたような
スッキリした気持ちになって
はぁ…本当に行って良かった。
目指したいなぁ。
鶴の湯…
綺麗とかオシャレなんて言われなくてもいい、
不便でも世の中と逆行していてもいい、
みんなに好かれようとも思ってないし、
媚びることもしない。
人として、店として、
大切なことだけを
守り続けたい
という
それだけは貫きたいという
強い想い。
こんな風に見えても
そんな想いがあるんです…
(こっそりと)