小さいオウチ。
やっと見つけた、小さくて、古くて、愛が受け継がれてきたお家。
このたび、私達が暮らす場所として、受け継がせてもらうことに決まり、今はお直しの準備で楽しくバタバタしています
壁紙も、扉も、蛇口も、タイルも…
年数を重ねた愛着がたくさん目に見えて、
可愛くて可愛くて仕方ありません
年月を経てきたものって、どうしてこんなに愛おしいのだろう。
新しいものは、人が作るのは簡単
でも、
古いものは、人が作るのは難しい
古いものに宿る美しさ。
心がズキズキしてしまうほど
惹かれてしまう。
このお家は、大野町の一角。
たくさんの大野の方に、
お世話になって見つけたお家。
わたしはここで、
日本の食をもう少し思い出してもらえるように、
日本の手仕事をもう少し身近に感じてもらえるように、
金沢の発酵文化や、食文化、海のもの、
食にまつわる、色んなことを
大切に繋げていける場所にしたいなと、
そんなことを、ひっそりと
夢みたりしています。
ここのお家の物語は、
ひっそりと、どこかで記録していこうかなと。