求めていたモノ。
週末は、山と山の間にある
静かな宿で思う存分贅沢に過ごしてきました
私にとって“贅沢”っていうのは
便利なものにたくさん囲まれたトップクラスのお部屋とか、
食べたいものが思う存分出てくる御料理が揃っているとか、
そういうことでは全く無くて
加温消毒を全くしていない、大地から湧き出るそのままのお湯を肌に触れられること。
囲炉裏を自分で焚いて暖をとり、薄い座布団でも、小さな机でも、それがまた懐かしくていつの間にかそのモノたちに惹かれること。
ここの宿は10年くらい前から何度も訪れてるけれど、相変わらず電波も悪ければ、Wi-Fiなんてこの宿の方たち知ってるのかな‥という雰囲気
(失礼かもー。ごめんなさいー)
いつ来ても、
あ。電波悪いんだった‥
って、変わらないところがどこか嬉しくて。
読みかけの本をたくさん持ち込んで、
明るいうちに縁側で本を読み
暗くなったらお風呂へ出かけて、
少し気分がよくなるくらい地酒をたしなんで、
日が変わるまでに布団に入る。
私にとっては、こういう事が1番の贅沢なんだなぁ
コロナが出現してから初めて来たのだけれど、相変わらず、ここの宿の方たちはコロナのこと知ってるのかな‥という雰囲気をちゃんと作り上げている
張り紙も、注意喚起も全くない。
唯一お願いされたのは
ゆっくり、静かに過ごして下さい
それだけ。
でも、お風呂も食事処も、ちゃんと守ってくださってるの気づきましたよ
自然で、静かで、心地よく、みずみずしい時間でした
ここに来れたらいつも思う。
私も頑張ろ!!って
宿から戻ってから凪に入り、
今週再開の仕込みに入りました。
再開1週目のおやつ、すごく優しい味に仕上がりそうー!笑