不要不急についてカンガエル
先日、凪の近所の農家さんから、
取引き業者さんに仕入れを減らされて沢山野菜が余ってしまって困っとるげん。もらってー。
と、美味しそうなみずみずしい大根と、ふっくらした紅あずまを沢山頂いて、当日はおやつを売る傍らで八百屋さんも手掛けました(販売はしてないけど‥)
今、テレビやラジオで聞こえてくる
不要不急の外出の自粛要請。
不要不急ってなんだろう。
わたしは、不要不急っていうコトバがとても好きじゃないです
誰かにとって、必要だから、その商売がある
誰かにとって、それが今必要なんだって思うから、今利用している
ランチだって、お花屋さんだって、パンやさんも、雑貨屋さんだって、本屋さんだって、映画館だって‥喫茶だって。
誰かが求めてくれる“今”に、応えている
不要不急ではない場所なんてどこにもないと思う
沢山の方が飲食店の利用を控えてしまったら、飲食店を経営して下さってる方も、こんなに美味しそうなお野菜を作ってる農家さんも、みんな減ってしまう。
農家さんが一度減ってしまったら、また増えることはあるのかな‥
大根を私に渡す農家さんの手の爪が真っ黒で、あかぎれの傷だらけだった。
涙がでそうになりました
みんなで支え合って助け合って、感染対策を万全にやって、いつもの日常を送りたい
どうにか送れないものだろうか‥
今年最初のオネガイゴト。
↑凪の2階から撮影した駐車場
これを目にしたとたん、
あぁ〜はてしない〜♪って曲が頭の中で流れました。
本当に果てしない‥
大人4人で、2時間で、駐車場2台分しか除雪できませんでした
その場で親分に電話して、除雪車の手配をお願いしたけど‥
“優先順位の高いところから回っとるから、凪に行けるのはいつになるかわからん”そうです
病院とか、スーパーとか、コンビニとか、ご年配のいらっしゃる地域とか、全部回り終わってからでいいので、いつか、来てください。
明日は大野湊神社に行って、
除雪車がいつか来てくれますように
って、お願いしてみます
いつだって、困ったときは神頼み!
早くおやつつくりたい
皆さんにお会いしたい〜
あともうスコシ!
冬休みは、今まで目をそらしていたことと向き合う時間!と決めたとおり、
色々と計画どおりに、順調におわった〜
来月の確定申告の資料もあとは提出するだけ〜
こんなに有効的に休みを使える人は他にいるだろうか〜♪♪(いるに決まってる)
と、自画自賛してたのもつかの間‥どっさりと大雪が降ってきました
恐る恐る凪にも行ってみたけれど(金曜日に)、あの広い駐車場に誰も出入りした気配ナシ。
どうにか出入口と1台分だけ雪かきして、あきらめて帰宅しました
これ、13日までに駐車場の整備できるのかな‥
その前に屋根の雪おろしと、
仕込みも2日間は必要なわけで‥
13日に、あけられるか心配になってきました
金沢に引っ越してきて5年目に突入した今年。
その間に、記録的な大雪を2回も体験してしまったけれど
北陸の冬って、いったいどのくらいが平均なのか。。。
やばいよヤバイよ。
年末に1年の労と向き合う時間が終わると、書類の山と向き合う時間がやってきます
封を開けて書類と対面。あぁ去年も見たな‥
「あ、どうも。久しぶりです。。。」
ってな感じで笑
スタッフさんのお給料の所得税、源泉徴収、確定申告、年末調整、労働保険‥
病院勤めだったときには、事務の方に言われたとおりに書いて提出してたものを、全部自分で仕組みを理解して計算したり作成して提出しなければなりません
これが、自営業の1番つらい仕事じゃないかな
これがあることを、店を開く前に知っていたら、店を開いてなかったかもしれません笑
知らなくてよかったのか、よくなかったのか、わからないけれど、
人間は身の危険を感じるときには、本領以上の力が発揮できる動物だということを身を持って感じました
ひゃぁぁーーー
提出期限が迫ってる書類がいっぱい!!
さっそく身の危険を感じているところです
新年早々の私のオモイ。
12月はクリスマスが過ぎたかと思えば、あっという間に年末に突入して、新年に変わったときの記憶すらないほどに、目まぐるしくも、精魂尽き果てて去年のしめくくりとなりました
こうやって、忙しく、せっせっと働かせてもらえる環境に、本当に本当に感謝してもしきれず、私は何て恵まれているんだろうと、この感謝をカタチで返していかなければ!と、おやつと凪ジカンを作ることで、ひとりよがりかもしれないけれど、世の中に少し貢献しているような気持ちで精一杯働かせてもらいました
色んな不安な事が多すぎた2020年
当たり前が当たり前でなくなってしまい、
人が人らしく暮らせる毎日ではなくなってしまい、
大切なこともどんどん失われてしまった2020年。
元医療従事者として、看護師不足という言葉がたくさん聞こえてくる中で、私は今もここでおやつを作り続けていいのだろうかと、毎日考えない日はありませんでした
だけれども、
もちろん、医療従事者としての役割も必ず必要なことだけれど
ここでおやつを作って凪ジカンを作ることも、必ず必要なのだと、お客さんからのお言葉や表情をみて心から思えた時がありました
職場が県外へ出ることを禁止していて、楽しみが全くなくなり、唯一の楽しみが凪に来ることだった。と伝えてくれた方
お子さんが、職場を解雇されて石川県に戻ってきたとき、凪でお茶しているときにお子さんが、これからは誰かの癒やしの場をつくれる仕事を石川県でみつけたいと言ったのが、母親として嬉しくて涙がでてしまった。と伝えてくれた方‥
私はただおやつを作ってるわけじゃない
誰かのココロが休まる時間や、
また前向きに思えるためにちょっとだけ立ち止まる時間や、
失われつつある大切なことを守れる場所をつくりたい、
そう思って凪を始めたことを思い出しました。
HPにも、“凪のこと”に書いてます
今は自信をもって、この場所も、私の今の役割も必要なのだと思えています
新しい年も、初心を忘れず
流されず、変わらず、自分のできることを自分らしく自然体で、これからも精一杯凪ジカンを作っていきたいと思います
気持ちを前向きに立て直して、
腱鞘炎が悪化してしまった手を治療して、
年末にできなかった大掃除を済ませて、
確定申告にむけて帳簿を整理して、
また13日から始めます!
やることいっぱい〜笑
遥かなるクリスマス
クリスマスになると、この曲をおもいだしてよく聞きます
クリスマスって、みんなが楽しく過ごす日なのかと思っていたけど、そうではない人たちも沢山いることを心の片隅においておいたほうがいいことに気付かせてくれた曲です
この曲に出会って、
クリスマスは、安心して過ごせる家があって、温かい布団があって、家族みんながいること、その幸せを心から感謝する日になりました
余計な欲など捨てて
余計な情報にまどわされず
余計な見栄など張らないほうがいい
毎日、余計なものだらけだなー。
方向テンカン。
今年の年末は、大晦日まで喫茶の営業をしたいなぁと思っていたのですが
こんな状況で、帰省した人と地元の人、みんなで楽しく集まってお茶のジカンを過ごす場所を提供するのは、ちょっと違うかなぁと思いました
去年、年越しおやつの作りのハードさったらなかったので、来年は年越しおやつはやらないな‥って思ってた気持ちもすっかり忘れて
今年も年越しおやつの受付を始めてました。
頑張ってきた1年の最後の締めくくり、来年に希望を持ちながら過ごす大晦日、そんなみなさんの大事な日に、自分のおやつを食べてもらえる時間を作りたいなと思ってしまいました。
みんなで家で過ごすお茶のジカン、ほんの少しでも気持ちがゆるんで、楽しいジカン出来てくれたら嬉しいな。
やっぱり、なんだかんだ、誰かに少しでも喜んでもらえることをやりたいです
ちょっとくらいキツくったって。
年越しおやつは、凪と私が無事に1年を終えられた、皆さんへの感謝の気持ちです。
毎日毎日感謝の気持ちであふれているけれど、大晦日に思う感謝のキモチは更に特別です。
今年なんて 特に。
ババァを頂いた夜。
これは、さざえの肝焼き。
先日、お寿司屋さんにお酒を飲みに行きました
大将さんが隣のお兄さんに、“ババァの唐揚げどうっすか!うまいっすよ”と言った瞬間、
お兄さんが “あ!もう僕らは揚げ物食べる余力ないんで、隣のお姉さんたちに差し上げてください”
と。
なんだか複雑な心境でしたけれども、ババァってタナカゲンゲという魚の別名でした笑
快くいただきましたけれども
40過ぎはやっぱりババァになるのかなぁ‥と、しばらく考えた夜でした
ニゲラがもりもりと!
ニゲラの種をまいてから大事に大事に育ててきて1ヶ月。
もりもりーっと芽が沢山出てきました
そろそろ小分けにしておすそ分けできるかな〜♪
皆さんのお庭やプランターにおすそ分けできる日が、今から待ち遠しいです!
こつこつおやつ凪 店主 ってナニモノ?
なんだこのタイトル(笑)
ある日、お客さんに、『こつこつおやつ凪って調べると、こつこつおやつ凪店主 っていう検索ワードがトップに出てくるよ。検索量が多い証拠やねー。』と言われました
グーグルで調べてみると、ほんとだ。。
私のことを“何者??”と調べてくださってるのかな??
知って下さる方もいるけれど、これをきっかけに少しだけ自己紹介してみようかな
看護師を辞めて、東京から金沢へ引っ越してきました。1年間金沢の製菓学校に通って、製菓衛生師の資格を取って、経営するために簿記3級を取得してみました
製菓学校を卒業してすぐに、今の建物と出会い、お菓子店の経験はもちろん、飲食店での経験すら全くないまま、突然店をひらきました。
もともとお菓子作りが趣味だったわけではなくて、お菓子よりもお酒のツマミを作るほうが得意。
珈琲を淹れるよりも、お酒を入れるほうが得意。
開店した当初のお菓子のレパートリーといったら、3種類だけでした。
よくそんなんで開業したねって、よく言われます
秘湯と自然がとても好き
何年も前に行った秘湯や自然の、今も変わらぬ美しさに出会うと、自分もこんなふうに飾らず自然体のまま歳を重ねたいと常に思います
かっこつけない
飾らない
自分に正直に精一杯。
それが今の座右の銘でしょうか。
こんな感じです。
オワリ。