今の私のオモイ。
ついに、休業宣言してしまいました。
私自身が店を開けておくのが心配になって、お客さんに安心して来て頂いて大丈夫ですよと言えなくなってしまったのです
お客さんも多い。
県外からも多い。
そんな状況が直前まで続いていたもので、これは危ないかもしれないな。と
去年の経験をもとにすると、休業は決して後ろ向きな行動ではないので、決断するときには、早めにメリハリをつけて休もうと決めていました。
いつもよりは少し減ってしまうけど、美味しい生クリームを届けてもらいながら試作したり
のりこさんと、シェイプアップも兼ねて、凪の梁に積もったホコリもきれいにしたいし、大野町の他のお店さんへ一緒に顔を出したり、パトロール(散歩 笑)もしたいし。
こういう予期せぬピンチに逆らわない。
自分たちへのチャンスに変える!
その考えを去年学んだので、今年も生かしたいと思います
きっと、凪のお客さんたちは、みんな待っててくださる♪
そんなどこにも根拠のない、でもきっと確かな信用が私にはあります
ほんとに、わすれないでねー。。。笑
とてもウレシクテ。
ひそひそおやつ宣言を出してから
皆さん思い思いに静かに時間を過ごして下さり、とてもありがたいです
中でも1番うれしいのは
やんちゃな若い子たちが、ちゃんと周りに気を遣って静かな声で過ごしてくれて
帰り際には丁寧に笑顔でお礼も言ってくれること。
のりこさんと、こんなに嬉しいことないね!って話してます
トイレのドアを思いっきり閉めたりとか
階段を爆音で昇降したりとか
携帯の音だしちゃったり
席で髪型直したりメイク直したり‥
まぁそれはそれは若い子ならではの、目に余るやんちゃな場面も沢山あるのだけれど、
でも、こう見えて私が若いときは周りが全く見えてないプチヤンキーだった時代もあるので、若い子たちの気持ちもわからんでもないんです。
あ、この店では大声で話しちゃいけないんだな
とか
あ、この店は階段をみんな静かにあがるんだな
とか
どんなことでもいいから、少しでも凪がやんちゃな若い子たちの刺激になれたら、嬉しく思うのです
人って刺激で変わっていくものだと
身を持って感じてるので。
若い子たちが、色んな人と会って、色んな場所に行って、色んな味を知って‥色んな刺激を感じてほしいな!
想いがカタチに。
3月末に、作ったデコレーションケーキ
頼んでくれたのは、彼女さんと一緒によく通ってくださってた研修医の先生で、就職のために彼女さんよりも1年先に関東へ引っ越すことになったので、彼女さんへ感謝の贈り物に。ということでした
ケーキを作るとき
二人が凪でゆっくり過ごしてくれた光景が忘れられなくて、
先生が彼女さんへのプレゼントを凪で真剣に選んでた顔が忘れられなくて、
先生が離れてしまうのが私もさみしくて‥
ついついメッセージクッキーが
巨大になってしまいました笑
きれいにいちごのデコレーションをしたのに
それを全く無視して
私の想いが大きくカタチになってしまったおやつ
今までは、こんなに大きいクッキーの型、使いみちあるんかなーなんて思ってましたけれども
こんなところに使えるんですね
想いよ、二人にとどいて〜!
またいつか、二人で来てもらえますように
5月のエイギョウ。
いよいよ今週から、GWが始まります!
楽しい気持ちとはウラハラに、状況は刻々と悪い方へ向かってますね
私もGW中の営業をどうしようか沢山悩みました
凪メンバーにも相談して、色々意見を聞いて、それで自分で出した結論は
営業する!
細かいルールを決めながら店を開くのは本望じゃないし、ささやかな楽しみの時間を求めて来てくださる方に、ルールを伝えなきゃいけないくらいなら、もう休んでしまいたい
かといって、生産者さんや、いつも美味しい材料を凪にわけてくれる、北海道の乳業会社さんのことを思ったら、簡単に休む決断なんてできません
休む 決断は、今の段階ではないなと。
コロナは、愛と優しさのあるところには寄り付かないと思っているので、
お客さんひとりひとりの優しさと愛を信じて店を開きたいです。
2階の席を1部屋に1卓に減らして、
1階もしっかり距離をとって、
とにかく“静かに”過ごしてもらうこと。
自分の周りにいる人すべてが、誰かの大切なひとだから、周りの人すべてを思いやって、優しさをつなげていこう!
優しさが連鎖して、
石川県ってやっぱりいいな
日本ってやっぱりすごいね
そう思えるGWにするのはどうでしょうか
また独りよがりだったかなー(笑)
では、そういうわけで、守りたい大切なことがたくさんあるので、GWは静かに営業していきたいとおもいます
ひとり朝凪ジカン。
ショートケーキ最終日の朝
営業前に
私もひとつ食べました
自分で言うのもおこがましいけれど
真面目な材料だけで、
自分の手で作れる範囲で丁寧に作ったおやつは、
直球ストレートでしっかりと心に伝わってくるモノがあるとおもいます
実は。
ショートケーキのスポンジは、使う果物によってお砂糖の量とか、お砂糖の種類、何なら卵まで少し変えてるのです
いちごの酸味を引き立てるスポンジの甘さ、
とか
ミモザのカスタードとコンフィチュールに負けない、でも一体感があって口溶けを目指したお砂糖
とか。
白卵はあっさりした空気みたいなふわふわのスポンジになるし、
赤卵はコクのあるしっとりしたスポンジになります
多分ここまで感じる方は、そんなにはいらっしゃらないかもしれません
こんなどうでもいい店主の独りよがりなこだわりよりも、お客さんの1人1人の凪ジカンに、私のおやつが寄り添ってくれたら、それだけでじゅうぶんなのですー。
ウラナギ始まったらしいです
↑私の右腕のスタッフ。のりこさん(笑)
先月から凪の裏アカウントでインスタを始めたらしくて、昨日初めて見ました
全部読んでみたけど‥
夫と一緒にウルウル‥
やっぱり、のりこさんのこの感性が好きだな。
何事にも一生懸命なところも、
全力で支えてくれるところも、
大野のことが大好きなところも、
お客さんの喜びを一緒に考えてくれるところも。
あぁ。
のりこさんと出会えて一緒に凪ができてよかった
いつも思ってるけれど、もっと強く思いました
アカウント名は
ウラナギ
です
のりこさんとの馴れ初めは、また後日ゆっくり書こうと思います
春休みがオワッテ。
春休みシーズンが終わって、少し落ち着きを取り戻した4月
3月は3秒に1回扉が開いてたのが、今では30分に1回扉が開くくらいになりました笑
ご年配の方も
大人の方も
男性も
若い子も
みんながゆったりと静かに過ごされていて、平凡なジカンが流れていて、心地いいな
凪で過ごす時間って、こうあるべきなんだろうなぁ。
作るのに必死で、クリームチーズをありったけの力づくで練ってた3月。
クリームチーズがだんだんと常温になるのを待ちながら、ゆっくり練る余裕がでた4月。
こりゃ、3月に何度も爆発してたバスクチーズが、落ち着いて焼けるようになったわけだ‥
完成したバスクチーズが
とっても穏やかで優しくて、お茶のジカンに寄り添うカタチにしあがりました。
今までになく、シンプルなおやつですが、このおやつにはクリームも季節の果物の香りも何もいらないんじゃないかな
これだけを感じてほしい!
そう思って、ただただこのままお出しします
ついこの前、バスクチーズ食べた方が、泣きそうになった。と言って帰られました
お客さんの喜びが、また優しい気持ちでおやつを作れる私の原動力になってます
みなさんほんとにありがとうー。
小鳥が話し始めてシマッタ。
先日、お客さんから
インコを車に置いておけないので、店に一緒に入ってもいいですか。小さなカゴに入ってます。とてもおとなしい子です
と、質問がありました
うーーーーーーん。こまった。
生き物はダメだよぉと思いつつ、私もインコを飼った経験があるので、おとなしいのもよくわかるし‥
お客さんとの席が離れていれば大丈夫かな‥と、
なるべく短時間で他のお客さんの目に留まらないようにと一緒の入店を許可しました
たしかに、小さなカゴに入った小鳥さんはとてもおとなしくて、足元で静かにしていました‥
が‥そのうちに‥
インコがしゃべりだしたーー!!
しかも、割と店に響きわたる大きな声で長い間!
これには、私もスタッフもめちゃくちゃ焦ってしまって、お客さんも「普段は外ではしゃべらないんです!リラックスしてるときしかしゃべらないのに‥どうしたんだろうー」と。
インコが凪でリラックスしてくれたのはとても光栄だけれど、まさかの展開にかなり動揺してしまいました。。
このあと、スタッフと夫と、たとえ鉄のカゴに入ったナマケモノだったとしても、これからは一切ダメって言おうね。となりました
一緒に居合わせたお客さんにはびっくりさせてしまって申し訳なかったかな。
小鳥さん、ほんとうにとても可愛かった。
お喋り聞かせてくれてありがとう
凪に来てくれてありがとう。
あなたが最初で最後の凪に入った小鳥さんです(笑)
全てマチガッテル。笑
先日のポット展で販売していた平井さんのポット、店頭販売も始めました
始めたのはいいのですが‥
平井さん自身のショップカードの住所も違うし、
私が作った平井さんのポップの住所も違うし。。。
全部まちがってるーー笑
石引でも、能美市でもない場所で、平井さんは製陶しております
間違ってる事がわかったとき、平井さんが
そのままでも大丈夫ですよー♪
って言ってくださって‥
こりゃ、モテるわけだわ。
って思いました
この世のものとは思えないオヤツ。
大爆発のゆえ、
沈下してマグマ固まる。
作った本人も、これが本当に食べられるのかと疑ってしまうほど
この世のモノとは思えない‥
バスチーの研究はまだまだ続く。。。笑