想いがカタチに。
3月末に、作ったデコレーションケーキ
頼んでくれたのは、彼女さんと一緒によく通ってくださってた研修医の先生で、就職のために彼女さんよりも1年先に関東へ引っ越すことになったので、彼女さんへ感謝の贈り物に。ということでした
ケーキを作るとき
二人が凪でゆっくり過ごしてくれた光景が忘れられなくて、
先生が彼女さんへのプレゼントを凪で真剣に選んでた顔が忘れられなくて、
先生が離れてしまうのが私もさみしくて‥
ついついメッセージクッキーが
巨大になってしまいました笑
きれいにいちごのデコレーションをしたのに
それを全く無視して
私の想いが大きくカタチになってしまったおやつ
今までは、こんなに大きいクッキーの型、使いみちあるんかなーなんて思ってましたけれども
こんなところに使えるんですね
想いよ、二人にとどいて〜!
またいつか、二人で来てもらえますように
5月のエイギョウ。
いよいよ今週から、GWが始まります!
楽しい気持ちとはウラハラに、状況は刻々と悪い方へ向かってますね
私もGW中の営業をどうしようか沢山悩みました
凪メンバーにも相談して、色々意見を聞いて、それで自分で出した結論は
営業する!
細かいルールを決めながら店を開くのは本望じゃないし、ささやかな楽しみの時間を求めて来てくださる方に、ルールを伝えなきゃいけないくらいなら、もう休んでしまいたい
かといって、生産者さんや、いつも美味しい材料を凪にわけてくれる、北海道の乳業会社さんのことを思ったら、簡単に休む決断なんてできません
休む 決断は、今の段階ではないなと。
コロナは、愛と優しさのあるところには寄り付かないと思っているので、
お客さんひとりひとりの優しさと愛を信じて店を開きたいです。
2階の席を1部屋に1卓に減らして、
1階もしっかり距離をとって、
とにかく“静かに”過ごしてもらうこと。
自分の周りにいる人すべてが、誰かの大切なひとだから、周りの人すべてを思いやって、優しさをつなげていこう!
優しさが連鎖して、
石川県ってやっぱりいいな
日本ってやっぱりすごいね
そう思えるGWにするのはどうでしょうか
また独りよがりだったかなー(笑)
では、そういうわけで、守りたい大切なことがたくさんあるので、GWは静かに営業していきたいとおもいます
ひとり朝凪ジカン。
ショートケーキ最終日の朝
営業前に
私もひとつ食べました
自分で言うのもおこがましいけれど
真面目な材料だけで、
自分の手で作れる範囲で丁寧に作ったおやつは、
直球ストレートでしっかりと心に伝わってくるモノがあるとおもいます
実は。
ショートケーキのスポンジは、使う果物によってお砂糖の量とか、お砂糖の種類、何なら卵まで少し変えてるのです
いちごの酸味を引き立てるスポンジの甘さ、
とか
ミモザのカスタードとコンフィチュールに負けない、でも一体感があって口溶けを目指したお砂糖
とか。
白卵はあっさりした空気みたいなふわふわのスポンジになるし、
赤卵はコクのあるしっとりしたスポンジになります
多分ここまで感じる方は、そんなにはいらっしゃらないかもしれません
こんなどうでもいい店主の独りよがりなこだわりよりも、お客さんの1人1人の凪ジカンに、私のおやつが寄り添ってくれたら、それだけでじゅうぶんなのですー。
ウラナギ始まったらしいです
↑私の右腕のスタッフ。のりこさん(笑)
先月から凪の裏アカウントでインスタを始めたらしくて、昨日初めて見ました
全部読んでみたけど‥
夫と一緒にウルウル‥
やっぱり、のりこさんのこの感性が好きだな。
何事にも一生懸命なところも、
全力で支えてくれるところも、
大野のことが大好きなところも、
お客さんの喜びを一緒に考えてくれるところも。
あぁ。
のりこさんと出会えて一緒に凪ができてよかった
いつも思ってるけれど、もっと強く思いました
アカウント名は
ウラナギ
です
のりこさんとの馴れ初めは、また後日ゆっくり書こうと思います
春休みがオワッテ。
春休みシーズンが終わって、少し落ち着きを取り戻した4月
3月は3秒に1回扉が開いてたのが、今では30分に1回扉が開くくらいになりました笑
ご年配の方も
大人の方も
男性も
若い子も
みんながゆったりと静かに過ごされていて、平凡なジカンが流れていて、心地いいな
凪で過ごす時間って、こうあるべきなんだろうなぁ。
作るのに必死で、クリームチーズをありったけの力づくで練ってた3月。
クリームチーズがだんだんと常温になるのを待ちながら、ゆっくり練る余裕がでた4月。
こりゃ、3月に何度も爆発してたバスクチーズが、落ち着いて焼けるようになったわけだ‥
完成したバスクチーズが
とっても穏やかで優しくて、お茶のジカンに寄り添うカタチにしあがりました。
今までになく、シンプルなおやつですが、このおやつにはクリームも季節の果物の香りも何もいらないんじゃないかな
これだけを感じてほしい!
そう思って、ただただこのままお出しします
ついこの前、バスクチーズ食べた方が、泣きそうになった。と言って帰られました
お客さんの喜びが、また優しい気持ちでおやつを作れる私の原動力になってます
みなさんほんとにありがとうー。
小鳥が話し始めてシマッタ。
先日、お客さんから
インコを車に置いておけないので、店に一緒に入ってもいいですか。小さなカゴに入ってます。とてもおとなしい子です
と、質問がありました
うーーーーーーん。こまった。
生き物はダメだよぉと思いつつ、私もインコを飼った経験があるので、おとなしいのもよくわかるし‥
お客さんとの席が離れていれば大丈夫かな‥と、
なるべく短時間で他のお客さんの目に留まらないようにと一緒の入店を許可しました
たしかに、小さなカゴに入った小鳥さんはとてもおとなしくて、足元で静かにしていました‥
が‥そのうちに‥
インコがしゃべりだしたーー!!
しかも、割と店に響きわたる大きな声で長い間!
これには、私もスタッフもめちゃくちゃ焦ってしまって、お客さんも「普段は外ではしゃべらないんです!リラックスしてるときしかしゃべらないのに‥どうしたんだろうー」と。
インコが凪でリラックスしてくれたのはとても光栄だけれど、まさかの展開にかなり動揺してしまいました。。
このあと、スタッフと夫と、たとえ鉄のカゴに入ったナマケモノだったとしても、これからは一切ダメって言おうね。となりました
一緒に居合わせたお客さんにはびっくりさせてしまって申し訳なかったかな。
小鳥さん、ほんとうにとても可愛かった。
お喋り聞かせてくれてありがとう
凪に来てくれてありがとう。
あなたが最初で最後の凪に入った小鳥さんです(笑)
全てマチガッテル。笑
先日のポット展で販売していた平井さんのポット、店頭販売も始めました
始めたのはいいのですが‥
平井さん自身のショップカードの住所も違うし、
私が作った平井さんのポップの住所も違うし。。。
全部まちがってるーー笑
石引でも、能美市でもない場所で、平井さんは製陶しております
間違ってる事がわかったとき、平井さんが
そのままでも大丈夫ですよー♪
って言ってくださって‥
こりゃ、モテるわけだわ。
って思いました
この世のものとは思えないオヤツ。
大爆発のゆえ、
沈下してマグマ固まる。
作った本人も、これが本当に食べられるのかと疑ってしまうほど
この世のモノとは思えない‥
バスチーの研究はまだまだ続く。。。笑
求めていたモノ。
週末は、山と山の間にある
静かな宿で思う存分贅沢に過ごしてきました
私にとって“贅沢”っていうのは
便利なものにたくさん囲まれたトップクラスのお部屋とか、
食べたいものが思う存分出てくる御料理が揃っているとか、
そういうことでは全く無くて
加温消毒を全くしていない、大地から湧き出るそのままのお湯を肌に触れられること。
囲炉裏を自分で焚いて暖をとり、薄い座布団でも、小さな机でも、それがまた懐かしくていつの間にかそのモノたちに惹かれること。
ここの宿は10年くらい前から何度も訪れてるけれど、相変わらず電波も悪ければ、Wi-Fiなんてこの宿の方たち知ってるのかな‥という雰囲気
(失礼かもー。ごめんなさいー)
いつ来ても、
あ。電波悪いんだった‥
って、変わらないところがどこか嬉しくて。
読みかけの本をたくさん持ち込んで、
明るいうちに縁側で本を読み
暗くなったらお風呂へ出かけて、
少し気分がよくなるくらい地酒をたしなんで、
日が変わるまでに布団に入る。
私にとっては、こういう事が1番の贅沢なんだなぁ
コロナが出現してから初めて来たのだけれど、相変わらず、ここの宿の方たちはコロナのこと知ってるのかな‥という雰囲気をちゃんと作り上げている
張り紙も、注意喚起も全くない。
唯一お願いされたのは
ゆっくり、静かに過ごして下さい
それだけ。
でも、お風呂も食事処も、ちゃんと守ってくださってるの気づきましたよ
自然で、静かで、心地よく、みずみずしい時間でした
ここに来れたらいつも思う。
私も頑張ろ!!って
宿から戻ってから凪に入り、
今週再開の仕込みに入りました。
再開1週目のおやつ、すごく優しい味に仕上がりそうー!笑
春休み②
遅ればせながら、初詣に行ってきました
楽しく屋台が出てたり、たくさんの人にまみれてする初詣もいいけれど
ほとんど人気のない静まり返った神社は、とても神聖な気持ちで清々しくいられて、お願いごとが迷わず神様に届きそうだったな
毎年一度おみくじを引くのだけれど、
予想してたとおり
“大吉”
ご近所さんが親切すぎる店の環境も、お客さんや凪に関わる方々に恵まれてることも、作家さんとのご縁にも恵まれたり、生産者さんともどんどんつながっていく幸せが、うまくでき過ぎててこわいもの。
神様へ
どうか凪も私も1年無事で壊れることなく、これからも今と変わらず皆さんをお迎えできますように
パンパン。