ひとヤスミ。
休みの日に、心も頭も静かに過ごしたくて訪れる憩いの喫茶
チャペック。
マスターらしい優しい味わいの珈琲と、
朗らかな奥さんが作った自然な味のおやつ。
ただただ、いつもの珈琲とおやつを目の前にしながら、ここで過ごす時間だけを目当てにくる場所。
マスターやスタッフさんとのさりげない会話も、
珈琲を愉しみにきているお客さんとの間に流れるこの空気も、
自然でとても居心地がいい。
この日に持ち込んだ
『スマホ脳』と、『天然日和』の2冊は
何度も何度も読み返している私のバイブル本。
2冊とも、折り目と付箋が激しいのもあってか、
マスターがこちらを気にしてチラチラ見てくるー(笑)
そのうちに近づいてきて、
何読んでるの?
と‥
もう少しスマホから離れる生活をしたい。。。
人生のテンキ。
ここ最近、小さなことから大きなことまで
刺激的な山場がバシバシ訪れているので
ちょっとだけ心が乱れています
期待と不安と迷いと、色んな感情が入り乱れているなかで、このどんより天気‥笑
く、く、くるしいーー。
こんなことって、誰しも不定期的にやってきますよね〜
きついですよね。。。
そんなとき、
お客さんの笑い声とか元気そうなお顔や
共に頑張ろうー!と、
尽力してくださっている作家さんや
来年も凪のおやつに使ってもらいたい!と
頑張ってくださっている農園さんの
みんなのみんなの優しく温かく前向きな気持ちと、たっぷりの愛情に、とても救われています
来年迎える事になる私にとっての人生の大きな転機は、
これからもそんな方々のためにも自分のためにも、もっともっと凪で恩返しをしたい!
という選択をしました。
実は凪を続けるのには、色んな事情もあり、
家族の中で、ある程度の期限があったのですが、
もう少し先まで
まだまだ先まで
延ばす決断をしました
人生1度きり。
後悔のないように
楽しく一生懸命に歩いていく決断を。
最近は山に登っていないせいか、
山場の乗り越え方を忘れそうになっていました‥
やっぱり、定期的に山へ行って、
つまづいたり、
迷ったり、
危険な目にあって、
達成感を味わったりして、
山場の乗り越え方を鍛えないとダメですねー。。笑
トリコ。
先日、のりこさんと一緒に、
大野町のボス‥じゃなかった、
お母様たちに混ざって、大野探訪をしてきました
ヤマト醤油味噌さんで、
醤油麹を作って、
醤油麹の使い方を勉強して、
大野の歴史が詰まった博物館かと思うほどの
宝物だらけの豪邸にお邪魔させて頂き、
たまたま居合わせた蒸留酒のお店も見学(笑)
ボス‥じゃなかった、お母様方の気さくなお人柄に助けられ、とっても楽しくて和気あいあいと1日過ごしてきました
知れば知るほど、大野って面白い!
そして、大野の皆さんの本当に本当に優しくて温かい人柄がたまりません
だんだんと凪の名前も知って下さっていて、
自己紹介がいらないくらいにまでなってました
大野町の良さを壊さないように、
静かに穏やかに優しい町であり続けられるように、
出来る事は何でもしたいなと思いました
まずは町内の方々のお名前とお顔を覚えて、
優先的に凪にご案内できるように‥
というわけにはいかないかー(笑)
チキンスープ。
ぷぁー。
年末最後に、受け取らせて頂いた作品を並べながら、ストーブでチキンのダシをとってました
お腹すいて1本ぱくり。
味しない‥
そりゃそうだ(笑)
スープごくり。
うんまぁーー!!
唇がペタペタ張り付くくらいのコラーゲンが、
たっぷり出切ったスープ。
これ、喫茶営業中にやっちゃダメかな。
ダメだよね。
ダメです、絶対ー!笑
ホンワカ。
かけがえのない
大切な方のために作らせてもらえるケーキは
その方のためだけに、気持ちを込められるのがいい。
心から、ありったけの、おめでとう!!の気持ちを込めて今月も送ったケーキ。
おめでとうーーー!
お二人とも、更にいい歳を重ねそうな予感がシマス(笑)
新しい歳も、めいいっぱい楽しんで〜!
動物園カナ。
凪の目の前の通り、よくタヌキが通ります
今日は、アオサギも‥。
ここは、動物園だったかなー。
自然がいっぱいで、
動物たちもいっぱいで、
本当にいい町!
タマラン。
のりこさんが、最近よく作ってる
刺繍ブローチ。
作家さんのカップや、お皿、先週はプリンも!!
はぁー。。
たまらない可愛さ
お裁縫が大の苦手な私にしてみたら、
こんなに糸だらけの作品‥どうやったら作れるのか不思議でたまりません
一方で、私は…
先日、ユニクロで買ってきたパジャマのズボンの裾上げ。
出来上がりはこんな感じ↓
ひ、ひ、ひ、、、
ひどすぎるーーーー(笑)
食ブンカ。
先週、店を抜け出して、すぐ近くの市場にすじこを買いに走りました
栗、桃、パイン、…
凪にも旬の果物を追いかけて、お客さんがお越しくださるのですが
私が旬を追いかけるとすれば、魚や貝、すじこ。笑
東京にいた頃は、築地市場のすぐ近くに住んでいたので、朝早く起きて、沢山の板前さんたちに囲まれながら、自宅の食材を買い求めによく行ったものでした
板前さんに混ざって、いっちょ前に値切っちゃったりもしちゃって(笑)
“その季節の美味しいもの”
それを楽しめるようになってくると、
何だか大人になったなぁ。。。なんて
幸せなきもちになります
つい最近は、“発酵”にも興味が。。
お醤油、味噌、発酵の町、大野町
近代的な食に追いやられて、どこかにいってしまいそうな日本の食文化、少しずつ取り戻しに行かないと!
↑すじこを調達した日、サクッと仕事を切り上げて、夜な夜なイクラを仕込んだのでした
オンレイ。
今年最後の企画展がおわりました
今回の企画展、いつもと何か違ってたと言えば、
器に関しての情報量の少なさでしょうか
私は
作家さんや作品のことを紹介したがりですから、どうしても、ここがいい、あそこを見てほしい.なんて、主観的な情報を載せてしまいます
今回は、作家さんのお名前を公表しただけで、企画展の申し込みを始め、当日を迎えました
いつもと違うやり方に少しだけ違和感を感じながらも、終わってみて思うことがあります
いま、こういう時代、有名な作家さんや超人気な作家さんがいます
でも、作品は作家さんの名前ではないし、
どなたが作っていても、いいと思う作品はいい。
もちろん、作家さん自身への愛情も含めてこそ器選びは楽しくなるのですが。
今回のような、作家さんでなく、作品と向き合う企画展があってもいいなと改めて思ったのです
最近お話したある作家さんが、
“人気と言われても嬉しくないな。いい作品を作ってるって言われたい”と言っていたのがすごく響いています
作家さんを見るのではなくて
作品と向き合う企画展
結果的にそういう企画展になれたのが
今となっては結果的によかったかな
前田さんの繊細なイッチン、
及川さんの鉄粉、
はなクラフトさんの貫入、
河上さんの手びねり、
どれも個性があって、とてもとても素敵でした
作品1つ1つ、全て記憶に残っています
こうやって、器と向き合う時間が作れた事に
ただただ安堵と感謝の気持ちとでいっぱいです。
これだから、器の世界って奥深くて楽しくてやめられない