忘れられないアジ。
こんな中ですが年に1回の帰省をしてきました。
群馬まで
1年に1回だと、両親の老いを感じる速度が早い‥。
痩せたな、とか、
量を食べられなくなってきたな、とか、
片付けられなくなってきたな、とか。
帰省するときは、決まっていつも、私の食べたいところへ付き合ってくれるのだけれど、
ここ近年リクエストするのは、このラーメン屋さん。
真面目なお仕事がこの1杯に全部現れてて、私の中で絶対王者!
ラーメンにのってる野菜と、漬け込まれたお肉の味付けなんて‥もう‥。自分のスープに合う麺がなかったから、と、麺も手打ち!
こういう、たったの1杯、1皿なのに、お客さんを満足させたい!!って想いがこもったお店がすきです。
昔から。
今だと余計に自分のことに置き換えて感じてしまうな。
ここのラーメン
私が高校受験に、ことごとく失敗したとき、泣きながら父と食べた思い出の場所。
一緒に泣くんじゃなくて、
普段より優しくなるわけでもなく、
なぐさめるでもなく…(笑)
私が弱い人間にならないように、ただ凛々しく堂々と、
“仕方がない。次だ次〜!”
といつも冷静だった父
ここのラーメンを、1杯食べられなくなってしまった父は、一緒にここへ来て何を思ってるのかな。